昨晩は、突然の嵐。
大雨が降り、近くにカミナリが落ちる。
息子が、カミナリの落ちたところには「カミナリ石」があると言う。
おそらく土壌のガラス質を含む「珪砂」が、落雷により固まったものだと思う。
早速調査!
ブラジルには、カミナリ水晶なるものがあるそうだ。
カミナリ水晶は、かなた昔に、落雷を受けた水晶とのこと。
これは、違うなー
雷管石・・・・・ 岩見沢郷土科学館より
雷管石は”雷が落ちて、一瞬のうちに岩石や土壌が溶けて、ガラス化したもの”といわれています。
形は木の根のようですが、木の根が変化したものではありません。
アフリカのサハラ砂漠やアメリカの大西洋沿岸では発見されていますが、日本では今までに発見の例がありませんでした。
これまでは、”雷管石の生成には、「6億ボルト」の落雷エネルギーが必要”とされ、日本では下降気流と上昇気流が入り乱れて積乱雲の中に電気がたまる電圧がアフリカやアメリカよりも低く、「200万ボルト~1億ボルト」のエネルギーしかないといわれ雷管石はできないとされていました。
その後の調査・研究の結果、発見された石は閃雷岩(せんらいがん)またはロック.フルグライトと呼ばれる雷管石であると結論づけられました。
このことにより、岩見沢で発見されたカミナリ石は、わが国で最初に発見されたものであり、日本最大の雷管石であることが証明されました。
ふ~ん。なるほどねー
近所には、ないってことか?
昨晩、物好き親方宅近所の街路樹に落雷して、街路樹が真っ二つになったと情報が入った。
物好き親子としては、カミナリ石を探しに行かなければ・・・・・・
息子のイメージは、カミナリ色(オレンジ)にピカピカした石だそうだ。
【カミナリの思い出】
まさに舞台は、20世紀少年。
とある夏休みの午後、弟と遊び呆けて自宅に帰る際に突然の大雨と落雷。
自宅まで300メートルだが、これは、危険だと近所の一人暮らしのおばーさん(血縁関係なし)宅へ避難。
バターボールを貰い、包み紙(ビニール)を外に捨てた。
木の板を貼った玄関の扉の隙間から外を見ていると、カミナリが10m先の電柱のトランスに
「ドッカーン!」と落ちて、ヒョーズが
「バーン!」で、バターボールの包み紙(ビニール)が、爆風?で小さく丸まって室内に
「ピョーン!」
これが、息子のいうところのカミナリ石か?
そして一番恐ろしかったのは、おばーさんが当然「なんまいだぶ・なんまいだぶ」とお経を唱え始めた。
それから、その家には行かなくなった。